茶道はメンタルヘルスにも関わりが…？

さて、当店は土日祝にお休みをいただいております。

そんな休みの日に、とある動画を見ました。

歴史的価値の高い動画資料ですが、半世紀以上前に「メンタルヘルスケア」の概念があったのです。

この動画で紹介されている「森田療法」。

1918（大正8）年に、当時の医学博士・森田正馬（もりたまさたけ）氏によって確立された精神・神経の疾患へのアプローチのひとつで、「不安・心配などを心の中で排除しようとはせず、あるがままに受け入れなさい」というものです。

まずはしっかり休息をとり、そこから自分でできることを少しずつやっていき、数ヶ月から数年のスパンで回復させていくという治療法。

その回復する過程での、作業療法の一つに「茶道」が動画で紹介されています。

自らを振り返り、それをあるがまま、そのままに受け入れる。禅の心…。

その一つに、茶道も入っているのです。

とかく最近は、職場・家庭環境などで、メンタルへの負担が増していると思いますが、お茶を通じてストレスを発散する…のではなく、受け入れる。それもありなのかもしれません。

※注意※ 今回紹介した動画は、あくまで治療のひとつの例です。また、茶道で精神疾患が治癒するわけではありません。メンタルクリニックなどに通院されている方は、くれぐれも主治医の指導のもとでおこなっていただきますようお願いいたします。

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